横浜市立汲沢中学校の生徒らが8月27日、同校グラウンド沿いに、「森づくり」の完成を記念して植樹を行った。植えた木はオオムラサキつつじと白つつじの合計100本。
公益社団法人国土緑化推進機構が実施する、学校環境の緑化を教育に生かす取組みである「学校環境緑化モデル事業」。同校は戸塚区と泉区の境にある旧深谷通信所に隣接し、自然が残された地域であったことから、環境教育活動が盛んに行われてきた。その一環として、2009年から防災林を校内に育てる「学校に森をつくろうプロジェクト」を行っており、途中休止もあったが13年から再開。校内緑化・環境整備が評価され「学校緑化モデル校60校」に推薦された。株式会社ローソンの各店舗に設置された「みどりの募金箱」への寄付から50万円の助成を受けることになり、グラウンドの砂から宇田川を守るため土手に植樹する運びとなった。今後の水やりや管理は学内の部活動や委員会が分担して行う予定。
式典には、協力団体・企業から関係者らと教員、各クラスの美化委員と保健委員らが参加した。栗原史生校長は生徒らに「支えてくれた方々に感謝し、学校の森づくりに向けて自覚を高めて欲しい」と呼びかけた。
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