戸塚区を拠点とする女子サッカーの横浜FCシーガルズは、9月まで行われたプレナスチャレンジリーグEASTで優勝し、来季のプレナスなでしこリーグ2部への昇格をかけたプレーオフへの1位通過を決めた。プレーオフには同WESTの上位2チームをあわせた計4チームが進み、1位が自動昇格。2位は入れ替え戦に臨む。
横浜FCシーガルズの戦績は11勝3敗1分の勝ち点34。2位の常盤木学園高等学校に5点差をつけての優勝となった。暑い夏場でも序盤から得点を狙う攻撃的なサッカーを貫き、8月1日の第11節からは5連勝を記録した。
「チーム状態は徐々に良くなっていった。暑い中でも自分たちのサッカーができた」と話すのは就任1年目の中村宏紀監督(41)。「選手は本当によくやってくれた」と称え、「支えていただいたファンや戸塚区民の方々に恩返しするためにも昇格を勝ち取りたい」とプレーオフを見据えた。
元日本代表の山本絵美キャプテン(33)は、試合の序盤に先制点を奪えるようチームを鼓舞した。「早い段階で先制すれば自分たちの流れになることを皆分かっている」。チームの意思統一、信頼関係が強さとなった。山本キャプテンは「(昇格の)チャンスは目の前。自分たちらしく結果をつかみたい」と意気込み、「ぜひ試合を見に来てほしいですね」と呼びかけた。
プレーオフ▽10月10日(土)午後2時〜ヤマハスタジアム(静岡)/静岡産業大学磐田ボニータ戦▽18日(日)午前11時〜かもめパーク(神奈川)/常盤木学園高等学校戦▽24日(土)午前11時30分〜同/セレッソ大阪堺レディース戦
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