平成27年度横浜市消防操法技術訓練会が、10月17日に深谷町にある消防訓練センターで行われ、戸塚区の代表として出場した戸塚区消防団第6分団が高得点で優勝した。2016年7月には県大会が行われ、それを制しての全国大会出場を目指す。
戸塚区の消防団は、全7分団。市大会へ出場する分団は、交代制で決めている。同訓練会には20チームが参加し、1チームあたり、2人の補員を含めた6人で競技に挑む。競技の内容は、ポンプを使った放水。ホースを伸ばし、目標に水を当て倒すまでのタイムや、技術点、審査結果などが得点となり、100点満点に対する値で競う。戸塚代表の結果は91点。2位の鶴見が86点と、大差をつけて優勝した。出場した第6分団は原宿1〜5丁目、小雀町、東俣野町、影取町の管轄。分団は3班に分かれるため、チーム6人は各班から2人ずつ選出された。過去に同訓練会に出場し今回が再挑戦となった団員もいた。
指揮者として出場した廣木健太郎さん(30)は、最年少ながらチームをまとめるしっかり者。1番員を務めた小間敏史さん(31)は「勝ちに行こうよ」とチームに声かけし、自らも努力する有言実行派だ。2番員の鈴木寿郎さん(38)はチーム最年長として皆の体調管理も行う頼れる存在だそう。3番員の生駒昌徳さん(37)は、チームの中でも明るい存在として場を和ませ、技術面をサポート。補員の友井純一さん(34)は指揮者・1番員の役割を覚えながら、全体の流れをリードしていった。2番員・3番員の補員を担った若林美一さん(35)は運動神経抜群で器用に自らの役割をこなした。
全体の指導を担当した第六分団長の金子敏明さんは「地域の方々や区長も応援に駆け付けてくれ、感謝しています」と話した。指揮者の廣木さんは「バランスの良いメンバーに恵まれました。分団の約120人、ひいては戸塚区民全体で勝ち取った優勝だと思います」とコメントし、金子さんは「地元とコミュニケーションを取りながら、災害の無い地域を目指します」と今後の抱負を熱く語った。
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