横浜市会報告 決算特別委員会ってなに? 横浜市会議員 鈴木太郎
9月8日からはじまった市会平成27年第3回定例会が10月21日に閉会しました。毎年この時期の議会では決算特別委員会が設置され前年度の決算審査が行われます。決算審査というと会計的な審査をイメージしますが、会計的な審査は監査委員会で行います。
議会では個々の施策に税金を投入する意義があったのか、あるいは期待する効果があがったのか、といった視点を重視します。
横浜市会では決算第一、および決算第二特別委員会を設置し、86名の市会議員が43名ずつに分かれ、いずれかの委員会に所属します。両委員会合同の全局対象の連合審査に始まり、以降は隔日でそれぞれの委員会が局別審査を行います。
今回、私は決算第一特別委員会の委員長に任命されました。
慣例で委員長は質疑を行わないことになっているので、この3か月間ほど私自身が調査にあたってきた市立学校内で不適切に設置されている誘導灯の問題について草間剛議員(都筑区、自民党)に取り上げてもらいました。草間議員の質問に対し当局は「教育委員会の責任のもと消防局と相談しながら設置状況を確認している。不適切なものが確認されたら是正する」と答弁しました。
地域の声を議会へ
このように必要な施策を実行に移していくために私たちは議会で議論します。読者の皆様におかれましても市政において改善すべき点がありましたら、ぜひ私にお知らせください。内容を精査し、議会で取り上げていきます。実は今回の誘導灯の問題も学校内で電気工事に携わる事業者の方に情報提供していただいて問題が浮き彫りになりました。それを議会できちんと取り上げていけば施策が前進する、ということがおわかりいただけると思います。
決算特別委員会は委員会室で直接傍聴できます。また、インターネットによる生中継や、後で視聴可能な録画中継もあります。詳しくは横浜市会のホームページをご覧ください。
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4月18日