小雀浄水場50周年記念「フォトモザイクアート」制作事業に携わった 河内 麗さん 戸塚町在住 42歳
「発信できる戸塚に」
○…「絵や音楽などアート全てが好きで、戸塚にも発表できる場が欲しいと思った」。会社を経営するかたわら、戸塚区内でアート系の趣味を応援するイベントを行う団体、とつかアートプロジェクト(TAP)の活動に、チラシ・ポスターの担当として携わる。活動の一環で参加した小雀浄水場50周年記念「フォトモザイクアート」制作では、神奈川県立金井高校美術部の生徒らにイラストの描き方をアドバイスするディレクターとして力を貸した。
○…部員と接していて思ったことは「素直で、感性が豊か」。作品のテーマとして決められていたのは「水・未来」だったが、その象徴として橋や虹をモチーフにした「明日にかかる橋」が表現された。進捗のチェックや生徒らが作ったラフを基にディスカッションを行うなど、皆で力を合わせ作り上げたものだけに、完成したパネルを見たときの感動もひとしお。「自分の高校生時代も思い出した」と懐かしい気持ちにも。
○…生まれも育ちも、ずっと戸塚。東京でのデザイナーとしての修業の際も、戸塚の実家から通った。唯一離れたのは、高校生時代のアメリカへの語学留学中。小さい時から絵を描くことが好きだったが、海外で言葉が通じない中で、イラストであれば気持ちが通じたことから、アートの力を信じる思いが強くなった。戸塚町でwebや広告のデザイン会社を立ち上げ、今年で8年目になる。
○…3歳と1歳の息子がいて、保育園のイベントには欠かさず参加するほど子煩悩。両親・家族が住む戸塚を、アートを発信できる場にしたいと常に考える。企画するイベントの運営側にまわりながらも、親から継いだカラオケスナック「まっちぼっくす」では自らバンド仲間と演奏を披露することも。我が町への思いを「住んでいる皆が、戸塚に住むことに意義を感じ、外からも足を運んでもらえる街になるよう、手伝いができれば」と語った。
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