県政報告【11】 大船フラワーセンターの再出発に向け提案 環境農政常任委員会で質疑神奈川県議会議員 北井宏昭
昨年9月から12月にかけての県議会・環境農政常任委員会で「県立フラワーセンター大船植物園」の存続について質疑しました。
戸塚区民にもなじみ深いフラワーセンターは、年間2億4千万円近くの支出超過(赤字)が発生。県の緊急財政対策の対象となりました。そして廃止や縮小の議論を経て、所在地である鎌倉市や民間への移譲が検討されました。しかし移譲は実現しませんでした。
そこで、人件費を約3割=6千万円縮減させることが見込める指定管理者制度の導入を含めた、今後の方向性が議論されました。
私も40年ぶりにフラワーセンターを訪問。私にとってこれまでは「遠足用の公園」のイメージでしたが、あらためて「都市部の植物園」を意識し、暮らしに花と緑のある豊かさと、その有用性を実感しました。
そして結論として、県民の皆様の「共有の庭」として存続、経費を抑えた「手作り植物園」として機能させるべき、と考えました。
支出超過により一旦は緊急財政対策の対象になりましたが、県財政の厳しさは変わりません。よってフラワーセンターを存続させるには、支出を最大限抑制させることが大前提です。
県は、鎌倉市や大船の地元連合町内会自治会、また各種団体との意見交換を開始しました。しかし私は意見交換以外にも、花木の手入れや整備への協力要請をすべきと訴えました。
さらに大船周辺だけでなく、戸塚方面も含め、もっと広い範囲への「サポーター参加」の呼び掛けを提案しました。市民参加こそ、最大の行政改革なのです。
ここの温室は、冬も南国の花がたくさん咲いています。とても心地よい空間です。ぜひお出掛けください。
今年も皆様にとって、より豊かな感覚で暮らせる神奈川を目指して参ります。
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