戸塚区版 掲載号:2016年2月4日号 エリアトップへ

救急出場 現場滞在、約7分延びる 平均21分 背景に高齢社会

社会

掲載号:2016年2月4日号

  • LINE
  • hatena

 2015年の横浜市救急出場件数(速報値)が1月15日、発表された。前年から2225件増の17万8344件で、5年連続過去最多を更新。救急隊到着から搬送開始までの「現場滞在時間」が延び続けていることも課題となっている。背景には高齢化の影響があるとみられ、市では対策を模索している。

 消防局によると15年の現場滞在時間は平均21・1分。10年前の14・2分と比較すると6・9分延びている。その要因の一つとして挙げられるのは、65歳以上の高齢者の搬送件数の増加だ。15年の速報値では、高齢者の件数は8万5934件(全体の55・4%)で、5年間で1万2880件、割合は17・6%増加している。さらに消防局の予測では、10年後には約11万件にまで増え、割合は6割を超えるとされている。

 同局によると、高齢者はほかの世代と比べ、症状の聞き取りのほか、保険証や常用薬の準備といった身支度に時間を要するケースが多い傾向にあるという。「普段から必要なものをまとめておいていただくと短縮につながる」と担当者。こうした現状を受け、鶴見区内では、医療・介護機関が連携し、診察や薬の記録、緊急連絡先等の情報を一冊のノートにまとめる独自の取り組みを行っているという。

搬送先選定は改善

 現場滞在時間が延びる一方で、「搬送困難事案」の改善は進んでいることも分かった。搬送困難事案とは救急隊が患者の搬送先を選定する際、5回以上電話照会を要する事案のこと。14年の搬送困難事案は1402件で、5年間で1367件減少。全体での割合も2・0%から0 ・9%に下がり、8割以上が1回で搬送先が決まるなど、改善が進んでいる。

 背景には、同事案を受け入れる市内22の病院の協力や、12年6月から搬送先病院の受け入れの可否等をリアルタイムで確認できる「横浜市救急医療情報システム(YMIS(ワイミス))」の運用等がある。「システムだけでなく、医療機関や救急隊の努力等が実を結んだ」と医療局担当者。高齢者の搬送についても対策の必要性を認識しているとし、医療関係者らからなる市救急医療検討委員会でも15〜16年度にかけて課題解決に向け議論を進めているとしている。

平成横浜病院

ヘルスケアセミナー5月18日(土)「排泄って大切!」参加無料・先着50名

https://yokohamahp.jp/

フォーラム映画上映会

横浜市戸塚区上倉田町435-1 045-862-5056

http://www.women.city.yokohama.jp/

<PR>

戸塚区版のトップニュース最新6

お手柄警察犬2頭を表彰

戸塚署

お手柄警察犬2頭を表彰 社会

行方不明の女子生徒を発見

10月17日号

“第二の人生”を謳歌

区内まち歩きの会

“第二の人生”を謳歌 文化

創立20年超え、活動に勢い

10月17日号

中途障害者の自立に尽力

上倉田町とつかわかば

中途障害者の自立に尽力 社会

脳疾患等の後遺症者 支援

10月10日号

猛禽類でハト等追払い

戸塚駅鳥フン害

猛禽類でハト等追払い 社会

土木事務所が新対策

10月10日号

女子硬式野球部 設立へ

汲沢の人材コンサル会社

女子硬式野球部 設立へ スポーツ

県初の企業チーム誕生に前進

10月3日号

10月から加入を義務化

自転車保険

10月から加入を義務化 社会

市内加入率は未だ半数

10月3日号

カステラ製造し、半世紀

上矢部町横浜文明堂工場

カステラ製造し、半世紀 文化

南蛮渡来の味を提供

9月26日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

声出し体操講座

声出し体操講座

25日 交流広場とつか

10月25日~10月25日

戸塚区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月17日号

お問い合わせ

外部リンク