「ハマヤク農園」開園 4月1日、深谷町で
横浜薬科大学(江崎玲於奈学長)が農園付公園のネーミングライツで市と契約を結んだ深谷町ふれあい公園「愛称/ハマヤク農園」(深谷町1272の1他)が4月1日(金)に開園する。協働農地エリアで企画される「市民参加型のハーブ園」では、地域住民と共に土づくりや栽培体験、ハーブの楽しみ方の講座が開かれるなど、地域コミュニティーの発展や交流活性化が期待される。
公園名称へのネーミングライツの導入は市内初。契約期間は2016年4月1日から10年間で年額360万円となっている。
同公園は農地を市が買い取り整備しているもの。農園付公園整備事業は、横浜みどりアップ計画における農地を守る施策の一つ。
ハマヤク農園の面積は4333平方メートル。施設内には分区園(貸し農園)と、協働農園を設置する。
分区園では、市民の要望の高い農体験の機会を増やし、協働農園の体験イベントなどで、農や自然について学ぶきっかけを広く提供する。
協働農園エリアでは「市民参加型のハーブ園」を企画し、地域住民と共に土づくりから収穫、ハーブの楽しみ方の講座などを予定。薬用植物園や医食同源・漢方薬膳などを通して培ってきた同大学のノウハウを生かす。
分区園は個人利用が83区画(10〜15平方メートル)団体利用は6区画(50平方メートル)。協働農園は3区画(150平方メートル/95平方メートル/10平方メートル)で指定管理者は株式会社田澤園に決定した。市民参加型ハーブ園は150平方メートル区画で実施する予定となっている。
横浜薬科大学の担当者、田口真穂さんは「指定管理者の株式会社田澤園さんも今回の当大学とのコラボレーションでさまざまな可能性があり、とても楽しみにしてくださっている。貸し農園については、初めての方でも楽しんでいただけるように土づくりからサポートなども行います。薬膳メニューのレシピなどを提供するなど、さまざまな楽しみ方をご用意します」と期待感を口にする。
また他にもイベントなども定期的に行っていく予定で、「ぜひより多くの地域の方々に足を運んでいただけたら嬉しいです」と話している。
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4月18日