7月に行われた2016ジャパンパラ水泳競技大会に出場し、50m自由形と50mバタフライで銀メダルを獲得した平戸町在住の小石昌矢くん(平戸中1年/宮前ドルフィン)が8月3日、田雑由紀乃区長を訪問した。今大会の結果を報告した小石くんは、今後の目標に「東京オリンピックへの出場」を掲げた。
障害があり、生まれつき両足は太もも、右腕は二の腕から先がない小石くんが水泳を始めたきっかけは、4歳の時。リハビリを兼ねて父親とともに行った横浜ラポールのプールで、宮前ドルフィンのコーチに出会ったことだった。
昨年の同大会では100m平泳ぎで金、50mバタフライで銅メダルを獲得し、戸塚区民栄誉賞を受賞した。
上を目指し、練習楽しく
「初めは水泳の練習が辛いと思ったこともあった」と振り返る小石くんだが、上を目指すことを明確な目標として設定したころから、「練習が楽しくなっていった」という。
平戸中学校では吹奏楽部にも所属し、ユーフォニウムを担当しているとか。水泳と部活の両立もテーマだが、小石くんは「吹奏楽はチームワークがあって楽しい」と前向きに話した。
「体を壊さずに、これからも頑張ってほしい」と激励した田雑区長に笑顔で応じた小石くんは、この区長訪問後も横浜ラポールで練習予定。「東京オリンピックに出場したい」と力強く今後の目標を掲げた。
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