戸塚町で活動する空手道場「和塾(やわらぎじゅく)」(杉本祥伸代表)の塾生が、10月22日から行われる全日本大会に臨む。6月に行われた2016夏季南関東地区型選手権大会で個人、団体共に好成績を収め、全国への切符を手にした面々。「優勝を目指す」と意気込んでいる。
大会の主催はIBKO(国際武道空手道連盟)。個人で進出を決めたのは、中学男子個人戦に挑んだ梅澤和暉さん(中1)と中学女子個人戦に挑んだ大田原寧々さん(中1)。梅澤さんは4位、大田原さんは3位で、上位4以内に入賞したため、全国に進む。
団体で全国に進むのは小学生団体戦の部で準優勝を飾った「チーム戸塚」。メンバーは本谷颯也斗さん(小5)、齊藤光哉さん(小4)、梅澤尚暉さん(小4)の3人1組。
空手における型は、突きや蹴りといった技を決まった順に演武するもの。審判員が判定をし、点数の高さで勝負を決める。動く動作の時には雄大さや速さが、止まる動作の時にはぶれることなく完全に静止できるかどうかなどが評価されるという。また団体では、チーム全員の動きやタイミングなど息の合った演武ができているかも評価の対象となる。
杉本代表は「一番課題となったのは、それぞれのモチベーションの維持」。その課題を乗り越えるため、同道場では試合に向けて各々「型ノート」をつけて特訓した。道場での練習後、振り返りながら「良かった点」と「悪かった点」を挙げ、自宅に持ち帰り個人練習を行っているそう。自宅での練習回数も記録し、多い塾生は半年で1700回以上の自宅練習をしている。杉本代表は「『(全日本大会に)出るからには優勝を目指したい』と皆の気持ちは一つ」と目標を語った。
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