地震から乳児を守る備えとなれば――。戸塚区役所こども家庭支援課はこのほど、「赤ちゃんのいるおうちの地震対策〜知っておくと安心」と題したチラシを作成し、区内各所で配布を開始した。
横浜市では、子どもが生まれた家庭を訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問事業」を実施しており、戸塚区でも10月12日現在、62人のこんにちは赤ちゃん訪問員が活動している。訪問時には地域の子育て情報等のほか、災害時の避難場所や地域防災拠点等の情報提供も行っているが、訪問員から「災害対策についてのチラシがあれば、訪問時に説明しやすいのでは」との声があがっていた。
チラシには、地震発生時の対処法や、子どもを落下物等から守る姿勢などが示されている。また、揺れがおさまってからの行動や日頃からの対策、避難場所へ移動する際の持ち出しもの等についての記述もある。
チラシはA4両面で、作成部数は1万部。戸塚区地域子育て支援拠点とっとの芽や戸塚区役所等で配布している。
同課こども家庭支援担当係長、水井絵美さんは「震災時に赤ちゃんを守る対処法を多くの方に知ってほしい。日頃からの安全確認にも役立てられれば」と話している。
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