第11回浜薬祭実行委員会委員長を務める 清野 ちひろさん 横浜薬科大学3年 21歳
一つ一つの積み重ね大切に
○…10回という節目を終え、今年11回目を迎える横浜薬科大学の学園祭「浜薬祭」。今年のテーマは「Flower」。昨年のテーマだった、開花を意味する「Florent―フローレント―」に続き、今まで積み重ねてきたこと一つ一つが完成され、実を結ぶイメージを連想させるものにしたのだとか。高校生の時、訪れた浜薬祭に一目ぼれし、入学してから3年間、委員会活動を続けてきた。「浜薬祭に関わる最後の年だからこそ、私自身も成果を出したい」
○…浜薬祭の実行委員会は、「濱薬仁会」という学友会を目指す学生団体の一活動。その中で、実行委員会に所属するのは3年生まで。「人前に出るようなことはしてこなかったけど、良い機会かと思って委員長に立候補しました」とはにかむ。20人ほどの委員会で3年生は1人と、プレッシャーも大きいが2年生の仲の良さに助けられているのだとか。「それでも大変なこともあって、4年生につい泣きついちゃったり」
○…妹と弟がいて、長女。委員会でも、「お姉さん」のような立場を目指す。昨年は企画部門長を務め、今年は委員長とステップアップしてきたが、その差が大きく苦戦した。「全体をまとめる立場になって見えてきたものが多かった」と話す。支えの一つが、趣味の映画鑑賞や読書。好奇心旺盛で色んなことに挑戦したい性格もあり、ジャンル問わずいろいろなものに触れてきた。「人生を大きく変えたものというよりは、一つ一つが壁にぶつかった時の支えになってくれたもの」
○…委員長として地域の人と話した時に「イベントをにぎやかにする元気をくれる街」という印象を持ったのだとか。毎年、近くに住む子どもがたくさん来てくれることから、今年から入試課と協力したミニ電車「ハマヤクトレイン」の試乗も行う。「来て下さる方、学生一人一人がまた参加したいと言ってもらえるような浜薬祭になれば」
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4月18日