表彰を受けたＪＡ大正支店の山廣さん（写真上・左）と、横浜鳥が丘郵便局の名塚さん（写真下・左）
振り込め詐欺被害を未然に防いだとして戸塚警察署はこのほど、ＪＡ大正支店に勤める山廣祐子さんと、横浜鳥が丘郵便局の名塚誠さんをそれぞれ表彰した。
ＪＡ大正支店では12月１日、「葬儀でお金が欲しいから５００万円をおろしたい」という70代の男性が来店。対応した山廣さんが不審に思い、上司に相談して発覚した。
横浜鳥が丘郵便局では８日に70代の女性が来店し、３００万円を引き出そうとした。「近所の人に不幸があった」という説明を不審に思い、名塚さんは局長に相談。振り込め詐欺を看破した。息子をかたる男から「会社の証券が入ったカバンを無くした」といった内容の連絡があり、女性は信じ込んだという。
戸塚警察署管内で２０１６年に起きた振り込め詐欺被害件数は22件で昨年よりも２件減少。しかし県下では昨年よりも２００件以上増えていることから、同署は引き続き注意を呼び掛けている。
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