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2016年火災状況 昨年比で6割弱増加 「たばこ」原因が最多

社会

掲載号:2017年1月26日号

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 横浜市消防局は1月13日、2016年中の火災・救急概況(速報値)を発表した。戸塚区内の火災は60件で、昨年の38件と比べ6割弱増加。原因の最多はたばこの14件だった。戸塚消防署は後始末の徹底を呼びかけている。

 最も件数の多かったたばこについて、戸塚消防署の担当者は「数時間前に消したつもりの火がくすぶり続け、出火の原因となることがある」と説明する。火が消えていないことに気が付かずゴミ箱に捨てることで、紙くずなどに燃え移ってしまうという。「一本一本水につけるなど、始末を徹底して欲しい」と呼びかける。

 たばこに次いで多かったのは放火(疑いを含む)の11件(前年比1件減)で、さらに、こんろの10件(前年比5件増)と続いた。これからの時期は例年、ストーブなどの暖房機器による火災が増える傾向にあるため、同署では引き続き注意喚起を行っている。

焼損面積は大幅減

 全体の件数が増加した一方、焼損面積は昨年より258平方メートル減少し416平方メートルだった。この傾向から同署担当者は「小規模な火事が増えていることがわかる」と説明。「防火構造の家屋が増えたことや、火災警報器の普及等が、初期消火や早い通報につながっていると考えられる」と話す。また16年中、火災による死者はなかった(昨年は1人)。

 なお横浜市全体の火災は754件で、昨年の750件に続き、過去10年で2番目の少なさだった。原因として最も多かったのは放火(疑いを含む)で206件、こんろの102件、たばこの100件と続いた。 

救急出場が最多

 救急車が出場した「救急出場件数」の速報値は、横浜市全体で9147件増加し、18万7491件で過去最多を更新した。戸塚区も昨年より546件増加し、1万3063件にのぼった。

 市全体の搬送人員のうち、軽症だった人が51・1%を占めたという。こうした状況をふまえ、同局では救急車を呼んだ方がいいかどうか迷った際や、どこで受診したらいいかわからない時に相談できる「横浜市救急相談センター」の利用を呼び掛けている。

 番号は♯7119(携帯電話、PHS、プッシュ回線)または【電話】045・222・7119。

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