神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2017年3月16日 エリアトップへ

県政報告㉜ 病院・福祉施設等の耐震化を急げ 神奈川県議会議員 北井宏昭

公開:2017年3月16日

  • LINE
  • hatena

 東北の震災から丸6年。そこで、年度末議会の予算委員会で病院・福祉施設等の耐震化補助事業についての質疑をしました。

 大地震が危惧される本県も、多くの県民が利用する大規模建築物の耐震化促進は、喫緊の重要課題。

 県は、耐震診断が義務付けられた大規模建築物の内、病院や福祉施設などに用途を絞り込み、平成26年度に補助制度を創設。耐震化を促進するとしています。

 ちなみに県内の公共施設で、地震災害時に避難所や災害対策本部などで機能する建物に関して、耐震化は95・4%。全国平均の90・9%を上回っています。

民間は耐震化に遅れ

 一方、民間建築物で「大規模建築物耐震化支援事業費」の補助対象は、【1】病院・福祉施設等の避難弱者が利用する建築物=30棟、【2】避難生活者を受け入れるホテル・旅館等=18棟。その内、【1】26棟と、【2】8棟の合わせて34棟が、いまだに耐震改修に着手されていません。あれから6年を経ても、対象の約7割が未着手です。

 民間建築物については、県行政に第一義的な責任は無いとしても、これらの建物は、災害時の避難弱者や避難生活者を受け入れる施設です。早急に耐震化を促し、安全・安心を確保することは、県の役目です。

民間避難施設の確保

 しかし、年々この事業の予算は減額され続け、次年度は1千6百万円程度。この予算計上で、どれだけの本気度なのか疑問である、と訴えました。

 耐震診断の結果、補強が必要となっても、民間施設では、建物所有者に多額の費用負担が発生。補助制度があっても、なかなか実行されないのが現実。県として今後、避難施設になりうる民間大規模建築物の耐震化について、より効果的な事業推進を求めました。

北井宏昭

横浜市戸塚区戸塚町3870-1

TEL:045-871-5454
FAX:045-871-5459

http://www.kitai-hiroaki.jp

戸塚区版の意見広告・議会報告最新6

戸塚区6団地の建替え推進

県政報告vol.4

戸塚区6団地の建替え推進

立憲民主党 県議会議員 森田 学

3月28日

経済成長で行政サービス向上を

県政報告 141

経済成長で行政サービス向上を

神奈川県議会議員 北井宏昭

3月28日

市政の充実へ全力の論戦

皆様の声がカタチに! 市政報告

市政の充実へ全力の論戦

横浜市会議員 中島みつのり

3月28日

経済政策は海外シフト強化を

県政報告 140

経済政策は海外シフト強化を

神奈川県議会議員 北井宏昭

3月21日

オンライン・サービス全市展開へ

子育ての不安に寄り添う 横浜市会報告

オンライン・サービス全市展開へ

横浜市会議員 鈴木太郎

3月14日

災害時に困らない下水道整備を

元ワーキングママがゆく 60 市政レポート

災害時に困らない下水道整備を

横浜市会議員 伏見ゆきえ

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook