神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2017年4月27日 エリアトップへ

4月から横浜市戸塚スポーツセンター所長を務める 有賀 美由紀さん 上倉田町在勤 51歳

公開:2017年4月27日

  • LINE
  • hatena

「不安」を良い指導につなげる

 ○…年間40万人が利用する戸塚スポーツセンター。区内の人がいかに運動に対して関心が高いのかが、利用者数に表れているという。「明るく元気で素敵なスポーツセンターだと思う。所長として、これからもその雰囲気を継続して作っていきたい」と意気込む。

 ○…運動指導のキャリアは長いが、常に「不安」を感じているという。例えば自身の指導が良く、楽しみを感じて貰えれば、運動が一生ものの趣味になる。しかし、つまらなければ辞めてしまうかもしれない。「私ばかり楽しんでいるんじゃないかと、ずっと心配でした」。だからこそ、より良い指導には余念がない。相手の気持ちが気になってしまうのは子どもの頃から。「周りの人に楽しく感じて欲しくて、騒いでしまうタイプの子どもだったようです」と自己分析。

 ○…運動は昔から好きで、小中学生の頃はバレーボールに打ち込んだ。指導する立場を意識し始めたのは、進路を考え始めた高校時代。当時入っていたハンドボール部で指導に当たっていたコーチが、社会人として仕事をしながらの掛け持ちだった。「当時は体育大学に入ったら体育教師という常識があった。でも教師だけでなく、いろんな形で運動に関われると知った」という。「就職先が狭まる」と反対する教師もいたが、好きな道で生きていこうと体育大学の短期大学部への進学を決めた。その後民間のスポーツクラブを経て、25歳の頃にスポーツセンターを運営する横浜市体育協会に入った。

 ○…「目標に向けて頑張るよりも、とにかく運動を楽しみたいタイプ」と話す。休みの日はジョギングや散歩に出かけリフレッシュする。「実は疲れている時ほど、軽い運動をすると、リラックスして疲れが取れることもあるんです」。スポーツセンターの利用者は、運動する理由も目的も人それぞれ。「好きな方法で、長く続ける一番大切なこと」と思いを語った。

戸塚区版の人物風土記最新6

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

金山 保さん

2023年度の神奈川県青少年育成功労者表彰を受賞した

金山 保さん

汲沢町在住 71歳

3月7日

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

4月から下郷小学校コミュニティハウスで「名句鑑賞集中講座」の講師を務める

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

(本名:渡辺 治夫)戸塚町在住 81歳

2月29日

石橋 重則さん

横浜市学校保健大会で表彰された、東汲沢小学校ひぐみ学援隊の隊長を務める

石橋 重則さん

汲沢在住 72歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook