横浜市会報告 中外製薬の戸塚進出に期待! 横浜市会議員 鈴木太郎
JR戸塚駅の南側、柏尾川をはさんで二つの大きな敷地(合計約165,000平方メートル)があります。株式会社日立製作所が所有する土地ですが、この度、売却する意向を表明され、中外製薬株式会社が購入をする予定と聞いています。先日、中外製薬が今後の土地利用計画について周辺住民向けの説明会を開催したので私も出席しました。
中外製薬株式会社は資本金729億円、売上収益4,916億円、従業員数7,245名の東証一部上場企業。近年ではドラッグストアなどで売られる一般用医薬品は扱わず専ら医療用医薬品を扱う製薬メーカーです。説明会では戸塚の広大な土地を活用して同社の横浜研究開発拠点として施設を整備していく計画が発表されました。この研究所では約1,000名の就業が見込まれています。
このような研究を行う施設であることから、周辺の環境へ与える影響や安全性への対策が気になるところですが、説明会では、それらについて基本的な考え方が示されました。また、同社は地域貢献にも積極的に取り組んでいく姿勢で、両敷地に提供公園を設けることや、敷地周辺の道路拡幅など、大変ありがたい取り組みを検討していただいていることがわかりました。今後は2019年の工事着工、2022年ころの竣工を目指していく予定です。
私は中外製薬の新研究拠点が戸塚にできることを大いに期待しています。その上で、我々が議員提案で作った「横浜市中小企業振興基本条例」「横浜市がん撲滅推進条例」そして「横浜市官民データ活用推進基本条例」の趣旨を踏まえて計画を進めていくことで企業と地域の間でウィン・ウィンの関係が築けるよう取り組んでもらいたいと考えています。
中外製薬の戸塚進出が戸塚の街にチャンスを創るよう注力して参ります。
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