横浜市とイオン株式会社は「簡易包装推進キャンペーン」を6月10日、イオンスタイル東戸塚など市内7店舗で行った。
両者は生鮮食品のばら売りや詰め替え商品などの簡易包装商品の利用を進める「包括連携協定」を2012年に締結。以後、毎年6月の環境月間に合わせ、キャンペーンを実施している。
楽しみながら理解深める
イオンスタイル東戸塚では、2階特設会場に食品ロスについての理解を促すクイズコーナーや市資源循環局職員によるゴミ分別相談コーナーなどを設置したほか、生ゴミの水切りの手法や、購入したまま使用せずに捨てられてしまう「手つかず食品」の排出量の現況を知らせるパネルの展示もしていた。
同局職員からゴミの分別方法を教えられた吉田町在住の女性は「ゴミの大きさにより粗大ゴミ扱いになるので、出し方を注意していた。きょう、その種別の仕方が分かった」と話した。食品ロスクイズに挑戦した、逗子市から両親と訪れていた小学校4年生の児童は「学校でゴミの分別を勉強しているので、楽しく答えられた」と笑顔を見せた。
岡澤譲治同店店長は「リサイクルの重要性をお客様に知ってもらういい機会となった」と語った。
戸塚区の1人あたりの1日のごみ排出量は622グラム(16年4月〜17年1月)。横浜市全体の平均の644グラムよりも22グラム少ない数値となっている。
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