舞岡町にある果樹園「かねこふぁ〜む」が、品質や畑の管理状況などを審査する「神奈川県果樹立毛共進会」の「ウメの部」で市内で15年ぶりに優秀賞を受賞した。2月下旬には表彰式も行われた。
200本以上の梅の木が立つ同園は、梅干しやジュースにうってつけの白加賀梅をはじめ南高梅や梅郷など、約20種類が収穫可能。毎年5月中旬頃からはもぎ取り体験なども行っている。
生産者の金子宗司さんは「注力しているのは年2回の剪定です」と栽培のコツを話す。夏場に伸びた枝を切り落とし、木の根元まで太陽の光を当てることで、低い位置に実が成るため収穫がスムーズになるという。一方で冬場は、枯れ枝に付きやすい虫を除去するために枝先の管理を徹底する。
手間ひまかけて育てられる同園の梅は、収穫量が豊富なのが特徴。今回の審査でもこうした工夫が評価された。
金子さんは「このような賞を頂けて嬉しい。これからもより一層、消費者にとって安心・安全な梅をつくるために頑張っていきたい」と意気込みを見せた。
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