中学校に給食導入を! 市政報告vol.21 危機感持って取り組むべき 立憲民主党 市会議員 やまうら英太
先月の市議会予算特別委員会で、「ハマ弁」の市費負担が2016年度に1食あたり6千円を超え、翌17年度も2千円程度かかる見込みであることが分かりました。
これほどの高額となったのは、市が利用率20%と想定したなか、1%に留まっていることが主因。市と弁当業者の間で発注数に関わらず、利用率20%までは公費補助を一定とする契約となっているからです。
成長期の中学生に重要
私は、横浜市の中学校に給食を導入すべきと主張しています。
その理由は、共働き世帯が増えるなか、保護者のご負担を減らすには給食は有効な手段なこと。成長期の中学生に栄養のバランスが取れた食事は必要不可欠なこと。特に義務教育においては、家庭の経済格差に左右されるような事柄を設けてはいけないことなどです。
一方横浜市は今のところ、家庭弁当と「ハマ弁」の両立を変更しない方針。しかし議会で明らかになったように、喫食率は当初予想を大幅に下回った上、多額な費用もかかっています。また、市は働く女性への支援策に力を入れていますが、弁当作りは女性が担うことが多い。そうした面からも学校給食導入に踏み切るべきです。
横浜市は税金が使われていることに危機感を持つべき。中学生、保護者らのニーズに応えるよう市に要請していきます。
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