皆様の声をカタチに! 市政報告 鎌倉市中学校の「給食」を視察 横浜市会議員 中島みつのり
私は8月21日、鎌倉市に視察に行き「鎌倉市中学校デリバリー給食」の取り組みと現状を市担当者から説明してもらいました。
鎌倉市では、「食育」を推進しようと、平成29年11月から市立中学校全9校で、家から持参するお弁当と「デリバリー給食」との選択方式を導入しています。
高い喫食率を示す
市担当者によると、「給食」の導入初日は全体の約75%の2517人が利用したとのこと。喫食率は平成29年度(5カ月)が72・8% 、翌30年度(4カ月)はさらに上がり、82% と高い水準を維持している現状です。
その理由は、保護者と市が協働で「給食」を導入させた経緯があり、そもそも歓迎されていたこと、それに加え事前告知を手厚くしたことなどが要因ではないかと分析されています。
横浜市の「ハマ弁」と同じ選択式のデリバリー方式を採用する鎌倉市の取り組みは私たちにとって大変参考になるものでした。今後の横浜市のより良い中学校昼食の推進に生かしていきます。
当日注文の方向で調整
さて、その横浜市の「ハマ弁」ですが、8月末からリニューアルが始まります。1つ目はこれまで主菜が肉料理と魚料理の選択制だったものを、どちらも同時に味わえる1日1種類の日替わりメニューに変更したほか(煮込み料理などのバリエーションも加わります)、保護者の方々からもっともご批判を頂いていた、最短で7日前までに申し込みの必要があった制度を、当日注文で受け付ける方向で調整をしています。これはまず、今月から11月末まで市内11のモニター校で試行することから始まり、効果次第で市内全校に拡大していく方針です。
こうした市の新たな措置は、私たちが声を上げて要求してきたことでもあり、完全なものではありませんが、一歩前進したことは評価していいと思います。今後も利用者の視点に立ち、市側に改善を求めていきます。
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