皆様の声をカタチに! 市政報告 子どもの未来を築く「新教育大綱」 横浜市会議員 中島みつのり
横浜市の学校教育施策の根本的な指針となる「市教育大綱」が先ごろ林市長、教育長、教育委員との協議を経て策定されました。平成30年度から33年までの4年間にわたるもので、大きな意味を持ちます。
今回3年ぶりに策定されたこの「大綱」。法により、地方公共団体の長が定めることになっていることから、林市長が重視する視点が盛り込まれています。
他者の価値観を尊重
基本理念として「人を思いやる気持ち」「グローバルな視野を持つ」「自立心を養う」──の3つを掲げています。自身の役割と責任を果たすと同時に、他者の価値観も尊重する教育を必要としています。加えて”開港の地”という横浜の歴史的気風を積極的に生かすため、国際社会で活躍する人材を生み出したいとしています。
いじめ、不登校に専門チーム
理念を実行するための具体的な重点方針を4つ示しています。
学校、区役所、児童相談所などが連携して支援が必要な子どもや家庭に対し切れ目なく対応する「まち全体で子どもを育む教育の推進」。学校にアーティストを派遣する芸術文化教育プログラムなどで子ども達が本物に触れられるチャンスを与える「横浜ならではの資産を生かした多様な教育機会の創出」。老朽化した学校施設の建替えや、グローバル化や技術革新を見据えた教育の推進などを行う「子どもの豊かな学びを支える教育環境づくり」。家庭の経済環境などで左右されることなく、就学の機会や就労の選択肢が得られること、いじめや不登校が起きた場合、専門家などがチームとして子どもを支える「誰もが社会で活躍できるための学びの保障」です。
今後4年間にここに掲げた方針が具体的施策となって、教育現場におろされてきます。
私は教育こそ、あすの横浜を形作るものと確信しています。この「大綱」が絵に描いた餅にならないよう、市に働きかけを続けていきます。
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市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
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4月18日