あすから始まるソフトボールの国際大会で女子日本代表のキャプテンを務める 山田 恵里さん 日立ソフトボール部所属 34歳
「生意気ですが自分以上は皆無」
○…群馬県高崎市であす2日から開かれる「2018JAPAN CUP国際女子ソフトボール大会」にソフトボール女子日本代表キャプテンとして出場。「ライバル米国チームと再び戦えるチャンス。力の差はないので、チームが100%を出し切れれば勝てる」と意気込みを話す。
○…この夏には20年ぶりに国内開催となった「WBSC世界女子ソフトボール選手権大会2018千葉」で米国チームと大接戦の末に準優勝。その翌週に開かれた「アジア競技大会」では5大会連続優勝、アジアに敵なしの圧巻の強さを見せた。「全ての試合は2年後の東京オリンピックを見据えた戦い。世界選手権では悔しい思いをしたが、まだ借りを返せる場はあるし、金メダルを獲って当たり前のアジア大会では結果を出せて良かった」
○…日本チームは10年前の北京オリンピックで金メダル獲得。が、競技が次のロンドンオリンピックでは正式種目から外れたことに”引退”の二文字が浮かび迷いも生じた。結果「私がやりたい・やりたくないってことだけで選手を辞めるのも」と、これまで応援・支えてくれた多くの人への恩返しのためにプレーを続けていこうと決めた。今は天職であり好きなことを仕事にできて、すごく幸せだといい「これしかやれることがない」とソフトボールを表現。
○…「自分より上手いと思った人がいない」とは日立ソフトボール部に2002年に入部した際の感想。「生意気ですけどね」と言葉を続けるが今でも、その思いは変わらない。常に自分を追い込み自分への甘え・隙を作らないからこその自信。30歳を過ぎ、けがや体調管理に最も気を配っている現在、国内リーグの試合前にはプリンで疲労回復、炭酸栄養ドリンクで元気を補うのが定番だ。
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4月18日