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ハム工房まいおか 北見夫妻に「農事功績表彰」 養豚経営などに高評価

文化

掲載号:2019年2月28日号

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▲表彰状を手にする北見夫妻
▲表彰状を手にする北見夫妻

 舞岡町で「(有)ハム工房まいおか」を営む北見信幸(69)・満智子(72)夫妻がこのほど、農業や畜産などで功績を残した人に贈られる「農事功績表彰」で、緑白綬有功章を受章した。養豚のみならず、加工品の製造や販売、地域にも目を向けた経営形態が評価され、2月18日には関係者による祝賀会も開かれた。

 この表彰は、農業の発展や農村の振興を目的に1881年に設立された(公社)大日本農会が、長年にわたり創意工夫を凝らし、新しい技術の導入や経営の改善に挑戦して功績を残した農家に贈るもの。各都道府県知事らが推薦し、同会の審査を経て受章者が決定される。

 北見夫妻は「今までの努力が報われて嬉しい。とても励みになります」と口をそろえる。

豚の価格低迷機に転向

 信幸さんが父・貞治さんから舞岡町にある養豚場を引き継いだのは、23歳の頃。その後、満智子さんと結婚し、1973年に夫婦で経営をスタートさせた。81年には家畜の伝染病が流行するなど苦労も絶えなかったが、豚舎の衛生管理を徹底するなどし、二人三脚で窮地を脱してきたという。

 だが、平成に入って間もない頃、豚の取引価格が低迷し、経営の転換を考えるように。「養豚から一歩進んで、加工・販売業にも携われないか」。そう思い立ち、ベーコンやハムといった加工品の製造に着手。1995年頃には養豚場付近に「ハム工房まいおか」を立ち上げ、現在も約1500匹の豚の飼育と加工販売を続けている。

「消費者との対話」大切に

 同店のこだわりは、手間ひまを十二分にかけることだ。特にベーコンは、豚肉に香辛料をすり込む作業を何度も繰り返し、20日間ほどかけてうまみを抽出するという。「価格は決して安くはない。だからこそ、消費者に製造過程を説明し、納得して購入してもらいたい」とし、こうした姿勢は地域に根強いファンを生み出している。また、娘夫妻も北見さんの背中を見て就農するなど、後継者不足に悩む農業・畜産業界においてひとつのモデルとなっている。

 さらに、培った加工技術を活用し、子どもたちに食の大切さを訴えようと、近隣小学校で定期的に「ウインナーづくり教室」を開催。豚の生涯を説明した上で実習を行うなど、積極的に食育に貢献している。北見夫婦は「今後も消費者から“おいしい”や“安心”といった声を頂けるよう、頑張りたい。新しい商品も生み出せたら」と話す。

▲工房でつくられた製品
▲工房でつくられた製品

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