神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2019年3月14日 エリアトップへ

横浜市 家賃補助住宅伸び悩む 登録拡大に向け要件緩和

社会

公開:2019年3月14日

  • LINE
  • hatena

 昨年9月に横浜市がスタートさせた家賃補助付きセーフティネット住宅事業。2月末現在で130戸の募集に対し10戸と、登録件数は伸び悩んでいる。市はこうした状況を打開しようと、補助要件の緩和などを盛り込み2019年度の募集を開始した。

 セーフティネット住宅制度とは、一昨年改正されたセーフティネット制度に基づいて全国の政令市などに物件を登録し、低額所得者や高齢者、障害者などの住宅確保困難者を対象に空き室などを活用するもの。

 市内では空き家・空き室が増加傾向にあり、今後も増え続けることが予想されていることから、市は同制度を活用した事業を拡大したい考えだ。登録戸数を増やしたい市は昨年9月、耐震基準など一定条件を満たす物件(オーナー)に対して家賃などを補助する「家賃補助付きセーフティネット住宅」130戸を公募した。だが、2月末時点で登録は10戸に留まっているのが現状。市は「関心のある不動産会社やオーナー宅への戸別訪問で地道に制度の説明を行っている」と話すが、登録件数の伸びにはつながっていない。また、これまでは物件ごとに市営住宅家賃相当額を算出し、そこに4万円を加えたものを家賃上限額に設定していたが、「都心部や面積が広い住戸は、設定されている家賃上限額が相場とあっていない」「手続きが面倒」などの声が寄せられたという。

「手続き面倒」にも対応

 こうした声に対応するため市は19年度募集物件の家賃上限額を見直した。これにより都心部で41平方メートルの物件はこれまでの上限6万8000円から8万1200円に引き上げられることになる。

 さらに、登録時に必要な書類が多く手続きに1〜2カ月かかっていたことを踏まえ、「各階平面図」「固定資産税の評価証明」「家賃補助額計算シート」などの提出書類を一部省略することで事務負担軽減を図った。1日に行われた住宅オーナーや不動産会社向けの説明会には約50人が参加するなど、一定の関心はある。

 市建築局の担当者は、「入居希望者からの問い合わせが増えている。これに対応できるよう、登録物件を増やして選択の幅を広げたい」とした。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

硬式野球全国大会で金

戸塚中・河内さん

硬式野球全国大会で金

中本牧リトルシニア所属

4月25日

地球温暖化「考えて」

地球温暖化「考えて」

泉区が冊子を作成

4月25日

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook