戸塚消防署管内にある吉田消防出張所1係が、あす7月5日(金)に長野県で開催される、消防隊員が救助技術を競う「消防救助技術関東地区指導会」の「ロープブリッジ救出」部門へ出場する。
ロープブリッジ救出とは、4人1組で地上7mに張られた20mのロープを伝い、反対側にいる要救助者を救出することを想定した訓練。大会では、救出までのタイムと作業の正確性を競い合う。
同チームは市大会を突破し、6月に行われた県大会へ出場。目標タイムである50秒を切り、1位の相模原市消防局のチームと0・1秒の僅差、46・2秒の成績を修め、26チーム中2位で関東大会への切符を獲得した。
これらの大会は、タイムが速くても「ロープを踏みつける」や「安全性に欠ける行動」などといった減点項目に該当すると失格になってしまうシビアなもの。そこでチームでは、日頃から救助の工程を素早く正確に行う訓練を徹底してきた。特に、競技の要といわれるロープを渡る際に必要な命綱を結ぶ作業には力を入れているという。
チームリーダーの千葉研志さんは「普段通りの練習成果を100%出し切って良い成績を残したい。そしてこのメンバーで全国大会へチャレンジできれば嬉しい」と意気込みを見せた。
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