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小雀地区乗合バス 利用者増加が継続の鍵 運行10年、行政も後押し

社会

掲載号:2019年7月11日号

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「こすずめ号」を前にする福井会長
「こすずめ号」を前にする福井会長

 地元企業が小雀町内会の要望を受け運営している乗合バス「こすずめ号」が今年7月で本格運行を開始してから丁度10年になる。地域住民の移動手段としての役割を果たしてきた一方、利用者が減少傾向にあり、ダイヤ、運行本数とも見直しを迫られている。市道路局は今年度予算で補助を行うなど、支援を強化している。

 小雀地区の住民が最寄りの大船駅に出るには、公共交通機関を使う場合、路線バスを活用することになる。しかし▽家が点在しており、既存バス停までかなりの時間を要す人がいる▽高低差がある地形で、住民の高齢化が進んでいる――などから同町内会では新たなバス路線を通したいと長年にわたり考えており、市にも相談を継続していた。

 折しも2007年、市は生活に密着した地域交通の導入に向け、住民主体の取り組みがスムーズに進むよう、活動に対して様々な支援を行う「市地域交通サポート事業」を開始。同町内会は市から交通事業者(株)共同(本社:原宿)の紹介や、運行計画のアドバイスをもらいながら08年に実証運行を、09年に本格運行をスタートさせた。

ダイヤ見直しへ

 「こすずめ号」は小雀地区と大船駅東口を結ぶ。今年2月11日までは、平日は26便、午前6時台(地区発)から午後10時台(駅発)、土・日・祝日は13・5便、午前9時台から午後8時台まで運行。一日の利用者目標を200人としていたが、ピークで170人、冬期は130人〜150人にとどまり、日・祝はさらに利用者数は減っていた。この状況を受け昨春、共同から市に対し赤字路線のため、運行本数を減らしたいとの申し出があった。これを受け、今年2月12日から平日・土曜ともに便数を減らし、運行時間も短縮している(日・祝は廃止)。この変更結果を踏まえ、秋頃さらに再変更を行う予定だ。小雀町内会の福井和巳会長は「共同さんの厚意に応えるためにも、一人でも多くの方の利用を」と呼びかける。

 市はこの取組みを後押ししようと、今年度からワゴン型車両を行う交通事業者に対し、車両を新たに購入する際、その代金を満額負担するとしている。「運輸業界全体が厳しい状況にある。住民には移動手段の選択肢を多くするという視点をもってほしい」と市担当。共同は「地域貢献のため、できるだけ続けていければ」とコメントする。

 福井会長は「住民アンケートでは『助かっている。継続してほしい』が最多。路線バスと比較すると利用料金は高いが町にとって必要。維持していきたい」と話す。

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