区内唯一の総合型地域スポーツクラブ「クローバースポーツクラブ」。汲沢小学校を拠点に13年目を迎えた同クラブは、地域に根付いた活動をいっそう積極的に行っている。
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総合型地域スポーツクラブとはスポーツ基本法に基づき地域住民が自主的に運営する団体。地元でスポーツを楽しむ場を作ることで地域交流や多世代交流、健康づくりをめざす。全国に設置され、市内には26団体ある。
「クローバー」は汲沢小と踊場・汲沢・北汲沢各連合町内会が連携して活動。バドミントン、卓球、健康体操などのスポーツ教室を中心に展開している。さらに健康マージャンやガーデニングなどの文化教室も企画しながら「地域交流の場」としても機能。会員は200人近く。市内でも活発なクラブのひとつだ。
先ごろ、総合型地域スポーツクラブの運営のための資格取得をめざす5人が視察に訪問。活動を体験しながら、スポーツを通したコミュニティづくりを学んでいた。
新たな展開も
また心身に障害がある子どもを放課後や休暇中に預かる「放課後等デイサービス」のひとつ、「ハッピーテラス戸塚II教室」の児童ら6人も同クラブを訪問。バスケットボールやサッカーを楽しんだ。両者の連携は今年度から開始しているという。同教室責任者の吉原瑞登さんは「学校の部活動に入るのが難しい子どももいるなか、このように体を動かす機会はありがたい」と話す。
同クラブ代表の石井徹さんは「子どもの体力不足の解消も含め、今後も様々な面で地域に貢献したい」と力を込める。
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