戸塚区版 掲載号:2019年11月21日号 エリアトップへ

看護職員 県内不足数、3万人超 厚労省が2025年推計公表

社会

掲載号:2019年11月21日号

  • LINE
  • hatena

 2025年に神奈川県内の看護職員が必要とされる数から約3万人不足するという推計が10月に厚生労働省から出された。急速な高齢化に働き方改革による病院の勤務体制の変化が加わり、横浜市内でも看護職員の確保に悩む施設が多い。市は看護専門学校への助成や復職支援に力を入れ、人材確保を図る。

横浜市 人材確保急ぐ

 厚労省の調査は、「団塊の世代」が75歳以上となる25年の看護需給を推計したもの。これによると、25年に県内で必要な看護職員は約11万6千人。それに対し、供給できる職員は約8万5千人で3万2千人が不足する。充足率の72・60%は全国で最低だった。

 一方、看護職員の確保や育成を管轄する県医療課も県内の病床利用率などを用い、厚労省の値よりも実態に近い形で独自の推計を実施。この場合でも約1万8千人が不足するという結果が出た。

 県によると、18年末時点で県内の保健師、助産師、看護師、准看護師の職員は8万815人。16年末に比べて約5千人増加している。

 県は「現時点で職員不足で運営が成り立たない病院や施設はない」というが、予測では、25年の必要病床数は現在より約1万床多い7万2千床とされ、高齢化に伴う需要の増大に看護職員数も病床数も追い付いていないのが現状だ。

 横浜市内の看護職員数は最新の統計が残る17年10月時点で約4万1千人。市医療局が9月に公表した看護職員確保に関するアンケート結果によると、回答した84病院が16年度に採用した職員数は各院の合計目標を上回ったが、30病院は目標に達しなかった。

 離職率はこの数年12〜14%で推移するが、働き方改革による病院の勤務体制の変化が進み、職員増員に追われている実態もある。

 同局は、「看護専門学校への助成や資格のある人の復職支援などを引き続き進める」としている。加えて職員の定着率を上げるため、子育て中の看護職員支援にも力を入れる方針で「院内保育の活用など、環境改善につながる事業を検討、実施していく」と急ピッチで人材確保を目指す。
 

戸塚区版のトップニュース最新6

ラップで「戸塚愛」表現

区出身アーティスト

ラップで「戸塚愛」表現 文化

”地元の先輩”を迎えた新曲

1月23日号

オリ・パラ  準備は万端

黒岩知事インタビュー

オリ・パラ 準備は万端 社会

1月23日号

ラポール上大岡オープン

ラポール上大岡オープン スポーツ

障害者スポーツの拠点

1月23日号

環境変化に対応し10年

戸塚区子育て支援拠点

環境変化に対応し10年 社会

母親のつながり生かす

1月16日号

定住意向が8割に

戸塚区民意識調査

定住意向が8割に 社会

「生活・交通の利便性」評価

1月16日号

「戸塚のまちづくり一緒に」

吉泉区長

「戸塚のまちづくり一緒に」 社会

本紙に新年の抱負 語る

1月9日号

2788人が門出

戸塚区の新成人

2788人が門出 社会

13日、横アリで式典

1月9日号

(公社)神奈川県薬剤師会

11/18〜23「くすりと健康相談薬局」県下一斉相談日。認定薬局はHPで。

https://www.kpa.or.jp/for-all/21511/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月23日号

お問い合わせ

外部リンク