「戸塚宿ほのぼの商和会」の土井聡会長(53)が4月12日、新型コロナウイルス感染拡大防止と商店会応援を目的にTシャツを作成、販売を開始した。収益金は同商店会を通じて区内商店会のコロナ対策に使用され、土井会長は「地元を元気にできれば」と話す。
インターネットで岩塩などを販売する「源気商会」の代表でもある土井会長が、「Yシャツが売れない」という知人の相談を受けたのが今回のきっかけだ。会長として「地元で困っている仲間たちを助けたい」という思いと、新型コロナの影響が少ないネット窓口も持っていたことから、「メッセージが込められるTシャツなら協力できる」として個人的に販売に踏み切ったという。Tシャツはネットのみで販売され、受注生産方式のため在庫リスクはかからない。収益はすべて寄付され、同商店会を通じて区内のコロナ対策として利用される。
戸塚駅西口を中心に約70会員で構成される同商店会。新型コロナウイルスの影響で「人が来ない。どうしたら」という切実な声が相次ぎ、商店会として様々な計画をしている。現在進められているのが、商店会単位で消費者に商品を配達する事業。さらに同会を中心に、消費者にサービスが上乗せされる先売りチケットの販売だ。Tシャツ販売金は、こうした計画の原資にも充てられるという。「戸塚全体を巻き込むものとして動いている」と土井会長。
「心のつながりを」
Tシャツは胸面に「♯STOP COVID-19」などと記載され、イラストで5つの輪を破線で結び精神的なつながりを表現。「物理的に離れていても、心はつなげていこう」という思いが込められている。また、背面には地名で地域の一体感を描き出したほか、様々な種類を用意した。
全9色でS〜2XLまでの5サイズ。2500円(税・送料込)。土井会長は「コロナが終息したときに、以前より地域がつながっている。そのきっかけにできれば」と語る。詳細は「楽天市場 源気商会」で検索。
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