コロナ禍後、マスク不足が常態化するなか、さまざまな支援の力が集まり、配布する動きが加速している。
区出身者で現在、ドイツプロサッカーリーグで活躍する遠藤航選手が5月11日、戸塚区にマスク1万枚を寄付。区では医療機関で活用する考えという。「このマスクが医療の最前線で戦ってくれている医療従事者の皆さんの力に少しでもなれば。心から応援している」と遠藤選手はコメントしている。吉泉英紀区長は「入手困難な中、1万枚ご寄付いただき、本当に感謝している。遠藤選手の意向のとおり、医療の最前線で区民を守っている医療機関にお届けしている」と話す。
商店街でも配布
接客を多く伴う商店にとって、感染予防の観点からマスクは必需品だ。戸塚旭町通商店会では、4月末と5月中旬に、加盟する36店舗にそれぞれ50枚入りのマスク1箱を配布した。
市の「商店街新型コロナウイルス感染症衛生対策支援事業」を活用。緊急事態宣言後、外出自粛要請が続くなか、経営難に陥っている商店会支援のための施策の1つだ。湯川仁理事長は「一致団結してこの困難な状況を乗り越えたい」と語った。マスクが配布された炭屋串兵衛の飯村源店長は「非常に役に立った。店ではテイクアウトや昼飲みも始めている。売上アップを図っていく」と意気込みを見せた。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|