神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2020年5月21日 エリアトップへ

区内商店会 除菌水生成器を導入 補助金活用し、衛生対策

社会

公開:2020年5月21日

  • LINE
  • hatena
ポリタンクへ次亜塩素酸水を入れる伴会長
ポリタンクへ次亜塩素酸水を入れる伴会長

 戸塚区商店街連合会(三枝木鉄朗会長)に所属する8つの商店会は、新型コロナ感染予防に使うアルコール消毒液の不足を受け、市の補助金を活用し、次亜塩素酸水生成器を導入した。区商連ではポリタンクを各商店会に届け支援。一致団結した動きを見せている。

 商店会が導入した生成器は、水道水が機械内部を通ると、次亜塩素酸水に変換され、吐出されるもの。この次亜塩素酸水は食品添加物としても使用されている安全性に加え、病原細菌に対して高い殺菌能力が確認されており、アルコール消毒液の代替品として有用性が見込まれている。

 今回生成器を導入したのは、区商連に所属する11の商店会のうち8つ。これらの商店会が活用したのは市の「商店街新型コロナウイルス感染症衛生対策支援事業」。同事業は市内の商店会を対象としており、衛生用品の購入など感染症拡大防止のための経費を補助するもの。商店会の加盟店舗数に応じて補助額が決められ、8つの商店会では約50万円の生成器を導入した。

手指や空間に一役

 区商連に所属する、とつか宿駅前商店会では、生成器を5月初めに導入。伴博之会長が経営する店舗、山形屋洋品店に設置されている。導入から約1週間で所属店舗の約半数が次亜塩素酸水を利用。同会所属の美容室では、手指の消毒や加湿器に入れての空間除菌などに使用され、感染症拡大防止の一助となっている。

ポリタンクで支援

 区商連では会員から徴収している年間会費から費用を捻出し、次亜塩素酸水を持ち運びできるポリタンク400個を購入。各商店会に届けている。

 経済局の担当者は「さまざまな支援策を展開していくので、商店会に上手く活用してほしい」とコロナ対策に言及。伴会長は「今回の補助金は非常にありがたく、会の人たちも喜んでいる」とし、三枝木区商連会長は「地域のつながりを生かし、一体となってこの難局を乗り越えていきたい。消費者にも安心して店舗を利用してもらえたら」と話した。

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

開通に喜びの声

不動坂交差点歩道橋

開通に喜びの声

関係者が「渡り初め」

4月4日

精神障害サッカーで全国へ

飛田秀樹さん(泉区岡津町)

精神障害サッカーで全国へ

「喜び分かち合いたい」

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook