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区内酪農業者 コロナ対策で一役 タクシー会社に除菌水

社会

掲載号:2020年5月28日号

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自社工場内にある次亜塩素酸水の精製機を前にする小野代表(上)と大型精製機
自社工場内にある次亜塩素酸水の精製機を前にする小野代表(上)と大型精製機

 上倉田町にある酪農業者・(株)小野ファーム(小野利和代表取締役)が、戸塚区で営業をしているタクシー会社7社に対し、消毒剤として使用できる次亜塩素酸水を無料提供している。地域住民の移動手段として重要な役割を担うタクシー業界のコロナ感染防止対策に一役買っている形だ。

 小野ファームは、区内で約半世紀にわたり酪農業を営んでおり、現時点でも乳牛50頭、肉牛400頭を飼育している。牧場で採れる牛乳を使用して製造するアイスは「横濱アイス工房」などで販売。区が認定する「おいしいものとつかブランド」商品でもあることから、一度は口にした人も多いだろう。

自社工場で精製

 今回、区内で営業するタクシー業者に無料提供した次亜塩素酸水は、アイスを製造する自社工場(栄区)で使用するために精製しているもの。同社では工場内に大型の精製機を設置。器具や従業員の手指の洗浄に「流水」として使用している。「当社はスカイツリーや東京タワー内の店舗、学校給食にもアイスを卸しており、徹底した衛生管理を常に求められている。設備投資にある程度のコストはかかったものの、次亜塩素酸水は消毒液として有効性が高いため、2年前の工場開設と同時に精製機を導入していた」と小野代表は話す。

「顧客、乗務員の安全に」

 そして今年2月頃から突如として湧きあがったのが新型コロナの流行。さまざまな問題が噴出したなか、深刻化したのが、感染防止に欠かせないアルコール消毒液などの全国的な品不足だ。車内という「密」の空間が生じやすいタクシーは、感染対策が重要となる業態の1つ。戸塚区で営業を行う各社も、対策を取ってきていたが、今回、窮状を知った小野ファームから各社に20リットルの無料提供が行われ、今後も希望すれば提供が続くという。

 戸塚駅タクシー乗り場運営協議会の岩崎高広代表幹事は「大変ありがたい。顧客、乗務員の安全対策に大切に活用させてもらう」と話し、小野代表は「少しでもお役に立てればうれしい」と笑顔で語った。

次亜塩素酸水を車内に噴霧する乗務員
次亜塩素酸水を車内に噴霧する乗務員

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