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区内飲食店 定食を無料提供 コロナ禍での食支援

社会

掲載号:2020年6月11日号

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食支援を行う戸塚東口店の従業員
食支援を行う戸塚東口店の従業員

 新型コロナウイルスの影響を受けたひとり親世帯や求職者などに向けて、飲食店「北海道戸塚東口店」では食事を無料提供する「コロワイド食堂」を今月から開始した。同店を運営する(株)コロワイド(本社・横浜市西区/野尻公平代表取締役)が行っている取り組みで、担当者は「このような状況でも、食の楽しさを伝えていきたい」と話している。

 今回のきっかけとなったのは、同社の運営店舗で働くアルバイトの「休業によりお金を稼ぐことが出来ず、生活が苦しい」という声。国内外で飲食店などを展開し、過去の東日本大震災や熊本地震で炊き出しなどを行った経験もある同社は、5月下旬に「一刻も早い支援を」と決断。店舗の選定や実施概要の決定、感染症対策なども進め、わずか1週間で「開店」する運びとなった。

 支援の対象は、新型コロナウイルスによって勤務・アルバイト先に影響が及んでいるひとり親世帯や求職者、学生など。対象者以外の利用は不可。担当者は「自己申告でお願いしています」と話し、「我々ができることは、食を通しての支援だと考えた。より多くの人を支えていきたい」。

地域と連携

 区内で「コロワイド食堂」を開始したのは戸塚駅前の居酒屋「北海道戸塚東口店」。同店では戸塚駅周辺の私立の保育園や学校、区内施設へ広報活動を行い、チラシなどを配布。徐々に利用者数も増加しているという。

 開店時間は正午から午後7時で、昼食及び夕食を無料で提供。利用者はチケットとなるチラシを提示することで、用意された6種類以上のメニューから好きなものを選ぶことが出来る。更に勉強などのスペースとしても活用が可能で、学生や親子など1日約20人が足を運んでいる。初めて利用したという秋葉町在住の親子は、「無料とは思えないほど豪華でおいしかった。また利用したいです」と話す。

 同店の担当者は「居心地の良い空間を提供できるよう、利用者の声をメニューに反映させるなど工夫を行っていきたい。笑顔になってもらうのが1番です」と寄り添う。

店舗を有効活用

 「コロワイド食堂」は、休業中で今後閉店予定の店舗を活用した取り組み。実施は6月末までの予定だが、延長や実施店舗の拡大を検討中だという。現在支援を行っている他の店舗は以下の通り。▽甘太郎上大岡店▽北海道平塚ラスカ平塚駅ビル店▽北海道大船店

 利用方法などの問合せはコロワイド食堂事務局【電話】045・274・5985。

「コロワイド食堂」を利用する親子
「コロワイド食堂」を利用する親子

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