戸塚区版 掲載号:2020年7月23日号 エリアトップへ

戸塚区医師会 悦田会長 「PCR検査の拡充を」 コロナ禍の現況を語る

社会

掲載号:2020年7月23日号

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 東京都を中心に感染拡大が続くなど、新型コロナウイルスが収束する兆しは見えない。戸塚区でも39人(7月17日時点)の陽性患者が確認される中、本紙では区内医師250人で構成される(一社)戸塚区医師会の悦田浩邦会長に、コロナ禍の現況について聞いた。

    ◇ ◇

 区医師会の取り組みの一つが、市の委託事業で行っているドライブスルー方式での「PCR簡易検体採取所」の運用だ。「4月下旬から市内で始まり、戸塚区でも土曜日のみ、6月6日から運用を開始している」と悦田会長。これは感染が疑われる症状が出た際、かかりつけ医が診断の上で検査予約し、採取所で検体を採取、検査するもの。濃厚接触者もこれを一部利用しており、例外はあるが自家用車を持つ人が対象だ。結果は2日後にわかるという。具体的な実施場所は非公表だが、「オーダーは徐々に増え、戸塚区の7月18日の検査数は37件、市内全体は5日〜11日で282件だった」。

 現在瀬谷区や青葉区など市内全8カ所で運用されており、戸塚区は8カ所目の設置。悦田会長は「今後は保険適用の唾液によるPCR検査の仕組みも視野に入れたい」として着々と準備を進めている。そのほか区医師会として南西部医療圏の療養ベッド数確保のため、「行政、病院、診療所での情報共有の調整役も務めていければ。熱が出たら速やかに検査できる状態を目指し、今後も試行錯誤しながら体制を整えていきたい」。

受診控えを危惧

 区医師会としては、地域のかかりつけ医向けに医療物資の手配をするほか、有益な情報発信なども。とくに医療機関向けの無利子の融資情報は経営的に苦しむ会員から喜ばれており、受診控えで患者数が半分、それ以下の場合もあるという。

 新しい生活様式においては「手洗いと消毒は引き続きお願いを」と区民にメッセージを送る。一方で「皆さん十分すぎるほど感染対策を行ってくれ、風邪などの一般的な感染症自体も減少している」とし、逆に受診控えには懸念も示す。「緊急性の高い疾患でもリスクを恐れて行きづらくなるのは悲しい。明らかにウイルス性ではない盲腸や急性の痛みなどがあれば遠慮なく医師に相談を」

かかりつけ医の活用を

 また、慢性期患者は継続した通院が望まれるため、「電話やオンラインなどの新しい診療制度なども利用を。4月から保険が適用されている」と呼びかける。「発熱の場合はまず電話が原則。その際に顔見知りの医師がいると頼りになる。それが『かかりつけ医』。自己判断で診療をやめるのは避けた方がいい」

 そのきっかけとして活用したいのが、75歳以上だと健康診断が無料になる横浜市の制度。「各診療所も工夫しているのであまり心配しすぎずに」と悦田会長は話し、継続通院を呼びかけた。

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