防犯や防災など、周辺の住環境に悪影響を与える恐れがある「空家」。その対策に力を入れている横浜市は、県行政書士会や県不動産鑑定士協会と連携し、戸塚区役所を会場に「無料相談会」を開催する。
増加傾向にある市内の空家。特に一戸建ては2008年から13年の5年間で約1・3倍になっている。そうした状況を受け市は16年に「市空家等対策計画」を策定。同年不動産や法務などの専門家団体と連携し、対処するための協定も締結している。今回の相談会はその一環。
国が5年ごとに行っている市内の空家状況の調査によると、戸塚区内一戸建ての空家は08年の1220戸(空家率2・6%)が13年には1660戸(3・5%)に増加。しかし18年には1420戸(3・1%)と減少に転じている。
市建築局担当者はその理由を「家の総数が減ったこと、空家の取り壊しが進んだことが一因ではないか。戸塚区の18年の空家率は市平均の3・2%とほぼ同じ状況」と話している。
相談会の開催日時は9月29日(火)の午後4時から8時。区総合庁舎8階大会議室で行う。当日は行政書士や不動産鑑定士などによるセミナーのほか、個別相談も実施。全て予約先着20人(組)。申込は8月11日(火)から。
申込みは住宅政策課【電話】045・671・2922、【FAX】641・2756。問合せ【電話】も同。
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