汲沢地区民生委員児童委員協議会(石井徹会長)は7月、汲沢地域ケアプラザ敷地内のピロティーでうちわ作りのイベントを開催した。新型コロナウイルスの流行後、5カ月ぶりの開催となり、石井会長は「みんな喜んでくれた」と話している。
「地域の身近な相談相手」である民生委員・児童委員。ひとり暮らしの高齢者の見守りや、福祉に関する心配事を解決するために窓口などを紹介するボランティアだ。汲沢地区の同協議会では、ひとり暮らしの高齢者に向けて毎月食事のイベントを実施してきたが、新型コロナの影響で3月からの開催を自粛。石井会長は「屋外で密になりにくい場所で、食事ではなく一緒に物を作る交流イベントならできるのでは」と今回の行事を企画したという。
当日は地域の一人暮らしの高齢者など10人が参加。押し花の模様など、うちわに思い思いの装飾を施す作業を行った。参加者の一人は「ひさびさに友達と会えて楽しい」。石井会長は「電話で話すことはできるが、やはり顔と顔を合わせるのが大事。今後もさまざまな活動を通して地域の人たちを支えていければ」と話していた。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|