横浜市交通局は8月3日から26日まで、市営地下鉄・戸塚駅構内の「大掃除」を行った。清掃は日々しているが、3週間以上をかけた大規模なものは、市営地下鉄の駅で初めての取組という。
今回の「大掃除」は、駅の美化を推進する、同局の方針の一環。戸塚駅は開業(1987年)から33年間が経過しており、毎日の清掃、月1回の夜間清掃を実施しているが、どうしても汚れが目立つ部分が出てきていた。「顧客に気持ちよく地下鉄を使用してもらうため、今回、徹底的にやってみることにした」と局担当者はその真意を語る。
清掃する箇所は、主に床、壁、天井で、営業終了後の午前1時から4時頃まで行った。業務を担当したのが「日本空港テクノ(株)」。同社は「ワールド・エアポート・アワード」という空港の格付けで「世界で最も清潔な空港部門第1位」を5年連続で獲得している羽田空港の清掃を担当している実績を持つ。今回のべ約400人を投入し、戸塚駅の清掃をした。
駅利用者の1人は「確かに天井などがピカピカになっている。奇麗なのは良いこと」と笑顔をみせた。局担当者は「新築のようにはならないが、確かに奇麗になったと思う。今回の取組みの効果を確認し、その知見を今後に生かしていきたい」と語った。
戸塚区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>