区内商店会の「戸塚宿ほのぼの商和会」(山崎正博会長)が中外製薬(株)、鹿島建設(株)と協力して日立跡地の「中外ライフサイエンスパーク横浜」の建設現場で弁当を販売している。
戸塚町を中心に約80の商店などで構成される同会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境に立つ飲食店の助けになればと2社の協力を受け実現した。工事が稼働している月曜から土曜日まで、同商店会の5つの店舗が休憩所の一角を借りて販売。唐揚げ弁当やパン、カレーなど、一日60食から100食を売り上げているという。
山崎会長は「会員の関心も非常に高く、弁当販売の説明会を実施した際には20店舗近くが参加した。販売する人員が必要なためすべての店舗は難しかったものの、こうした協力は非常にありがたい」と謝意を示す。
最大3000人が働く
同地の工事は昨年8月から開始し、2022年まで続く。中外製薬の鯉沼好人さんは「戸塚に初めて進出する関係もあり、地域のために何かができればと夏まつり参加も考えていた」と話す。そうした経緯もあり同商店会とはつながりがあり、今回の企画にも快く応じたという。
現在同地では900人が働いており、今後は最大3000人ほどにもなる。鯉沼さんは「事務所がある限りは続けたい。少しでも地域のためになれば」と語っていた。
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