横浜市会報告 大学生が将来の生き方を探る 横浜市会議員 鈴木太郎
私は次世代育成の観点から大学生の就業体験「インターン」の受け入れを毎年行っています。今回は吉岡壱哉さん、平田萌さんが体験したことを報告します。
吉岡さんのレポート
私は将来のビジョンが決まっていないため、さまざまな事に挑戦しようと、市議会議員のインターンへの参加を決めました。一番興味をひいたのが、自分たちの理想の社会像を考え、その実現に向けた政策をプレゼンテーションする「未来国会」。中でも印象に残ったのは、「農福」連携に関するもの。障害者の雇用を支援するため、余った農地を利用し、障害者の方々が働けるようにする取り組みですが、問題点にも気付かされました。それは、どうしてもお互いが自分の観点から考えてしまいがちということ。大事なのは互いの関心や価値観を調整し、同じ方向性を定めること。この考え方は仕事や人間関係を築く上でも大切だと思いました。
平田さんのレポート
私が議員インターンシップに参加しようと思った理由は、将来、公務員の税関の麻薬探知犬ハンドラーの仕事に就きたい希望があるからです。議員の仕事とは内容は違いますが、人々のより良い暮らしのために働くという点で共通しています。この間、特に印象に残っているのは、人工芝由来のマイクロプラスチックの問題について、横浜市と民間企業の話し合いを聞いたこと。グラウンドから抜けた人工芝が流れているという問題ですが、単に人工芝を悪とするのではなく、環境に優しいものに改良したり、流出したものを除却するシステムを考えたりすることが大切だというお話を聞き、問題を正しく認識することの大切さを学びました。また、民間の方が、回収した人工芝を再利用するための実験を何度も繰り返しているのを見せていただき、プラスチック問題について今までイメージでしかなかったことを、自分の目ではっきり見ることができました。
9月19日に報告会
2人は約1カ月間にわたり、私と一緒に行動し、市政や社会の課題に触れ、成長してくれたと思います。その報告会を9月19日(土)、オンラインで行います。視聴希望の方は当政策研究所までご連絡を。アクセス方法などお伝えします。
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