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区南西部バス路線 市と神奈中が維持で協定 「連節バス」導入へ

社会

掲載号:2020年9月24日号

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バスが2台並び、渋滞の誘引となることも(写真上・戸塚駅そばの東海道)。導入される連節バス
バスが2台並び、渋滞の誘引となることも(写真上・戸塚駅そばの東海道)。導入される連節バス

 横浜市と神奈川中央交通(株)(以下神奈中)は9月4日、戸塚区南西部に位置するドリームハイツ周辺地区を中心としたバス路線維持と充実化を図るための協定を締結した。これにより、運行の効率化と多くの乗客を運べる「連節バス」の導入を進める。

住民の移動手段確保

 戸塚区は、面積から見ると鉄道駅が少なく、バスネットワークの重要度が非常に高いエリア。しかし、原宿や深谷町、東俣野町など特に区南西部は将来的に人口減少が一層進むことが予測され、それに伴いバス利用者数も減少する見込みだ。市はこうした厳しい環境でも、地域住民の移動手段を確保したい考え。

 一方、バス業界全体では運転手不足が課題となっている。神奈中も同様の状況にあることから、運行の効率化を図りながら、運転手を機能的に配分し、今後も公共交通機関としての役割を果たしていく思いがある。今回の公民連携は両者の意向が一致し、形になったもので、2021年度上半期までに事業計画を策定するとしている。

「渋滞緩和を期待」

 具体的には、神奈中は運行計画を策定。同時に輸送乗客数を維持するため、通常バスの倍程度の乗客を収容できる全長18mほどからなる「連節バス」を3年後までを目安に導入する考えだ。横浜市は同バスが安全に走行するための道路整備などを受け持つ。また地域住民に対し、今回の取り組みの説明を行っていく。

 通勤で原宿から戸塚駅までバスを利用しているある女性は「バス運行の効率化は賛成。朝晩3〜4分おきに来て便利なものの、渋滞が起きず、スムーズに運行してくれた方がありがたい」と話している。

 同社担当者は「横浜市では初となる先進事例だが、既に藤沢や厚木など他市4エリアでは連節バスを走行させている。道路交通事情が良好になることも期待ができる」とコメントする。

 市道路局担当者は「地域住民から意見をもらいながら、道路の安全性の確保の方法や現状を丁寧に説明していく。話し合いを進めながら、理解を深めていきたい」としている。

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