電気で走る「EVバス」が来年2月まで、横浜市営バスの1台で営業運行されている。横浜市が熊本大学などと連携して行う実証実験の一環で、坂道や利用者数の多い路線バスでの実用性の評価などを行う。
横浜市では「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、地球温暖化対策・エネルギー施策を強化し、持続可能な大都市モデルの実現に向けた取り組みを進めている。今回はその一環で、環境省委託事業として熊本大学が代表となって行う。市販の電気自動車のバッテリーやモーターを既存のバスに転用するため、導入費用を抑えられるだけではなく、バッテリーのコンパクト化で通常の市営バスと同じ乗車定員が確保できる。また、営業運行に支障が出ない短時間での充電も可能だという。
走行路線は横浜市営バスの浅間町営業所が所管する26、34、36、59,87系統。主に横浜駅周辺と市民病院までの区間だ。
運行に先立ち、関係者が集まって行われた車両披露セレモニーと試乗会で、城博俊副市長は「見た目は一緒でも乗ってみると全く違い、パワーのあるスムーズな走り。今後も脱炭素化実現を目指して、さまざまな施策を進めたい」と話した。
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