初めてオンライン開催を行う「とつかお結び広場」の代表を務める 塚田 幹夫さん 秋葉町在住 70歳
「新たな出会いが魅力」
○…区内のボランティアやサークル、企業などが各々の活動を紹介し、分野を超えた交流を目的とする「とつかお結び広場」。昨年は約120の団体や個人が出展し、1日で3000人以上の一般客が会場に訪れた。今年は新型コロナウイルス流行のため初のオンライン開催となる。「これまでの写真や口頭での活動紹介と違い、動画を使うことで伝えられる情報の幅が広がった」とこの状況をポジティブに捉える力を持つ。
○…6年前から運営委員会に参加し、おととしから委員長を務めてきた。「サークルの先輩の誘いで委員になった。価値観の違う人と出会えることが魅力のイベント」と語る。運営に励む傍ら、出会った団体に地域の祭りでの出店を依頼するなど自身も新たなつながりを楽しんでいる。「気の置けない友人もつくれた。たくさんの人と知り合えて嬉しい」
○…大阪府出身で、就職を機に上京。東戸塚駅の開設を目前に区内へ引越してきた。62歳で退職するまでは地域活動とは無縁。しかし「引きこもるより外に出たい」と複数のサークルに参加。「とつか歴史探訪」で周知の戸塚見知楽会や「自然大好き戸塚塾」などに所属する。スキーも趣味とし、「孫が大きくなって一緒に行ってくれない」と寂しさも見せるが、年に1度は妻と新潟まで滑りに行くとか。
○…コロナ禍を乗り越え、進化のチャンスと位置付ける。WEB会場の公開は4カ月間。例年の1日限りのイベント開催と比べ、期間が長く、場所は問わない。「出店する団体は年齢層が高いが、若い人に見てもらえる機会。見た人には興味のある活動を見つけ、次の行動に移してほしい」とほほ笑む。さらに強固となった”お結び”に今後期待が寄せられる。
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4月18日