横浜市会報告 2021年のテーマは「些細」 横浜市会議員 鈴木太郎
2021年の年頭にあたり、毎年恒例の今年の鈴木太郎の活動テーマを発表します。テーマは、「些細」です。「些細」なことと思われる小さな一歩が新しい未来を切り開く大きな力につながると考えています。
コロナ後の変化受け入れ
新型コロナウイルス感染症は私たちの日常の当たり前を揺るがす衝撃を与えています。ウイルスは目に見えず、どこから忍び寄ってくるか分からないので、私たちは人との接触を減らすことを余儀なくされています。接触を減らすためには外出を減らすことが必要になり、それは経済に大打撃を与えます。特に観光や飲食業への影響は甚大です。政府も医療崩壊を起こさない程度に感染拡大を止めつつ、経済へのダメージを最低限に抑えることの難しさに苦慮しています。
昨年12月に「チャンスを創る未来会議」を開催し、感染対策に配慮しながら様々な立場の方々にお集まりいただきました。コロナ禍で仕事や生活にどのような変化が生じ、どのように対処しているのかを話し合いました。参加者の皆様に、「コロナが収まれば私たちの生活は元に戻ると思いますか?」と聞いたところ、86%の方々が「いいえ」とのお答え。多くの人が変化を受け入れざるを得ないと感じていることがわかりました。
SDGsが道標になる
人々に変化を受け入れる準備があるとすると、政治の役割はその方向性を示すこと。私は、目指すべき変化の方向は15年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)と考えています。17の目標と169のターゲットからなるSDGsは、貧困、健康、教育、ジェンダー、環境などの課題解決とともに経済成長にも目を向けています。世の中は様々な課題が複雑に絡み合っており、誰一人取り残されない社会を築くには、統合的に解決して行くことが必要。その道標がSDGs。ウィズ・コロナの時代に求められる変化もそれに倣ったものです。
SDGsは30年の達成を目指しており、21年からの10年は「行動の10年」。大きな目標だけに大きく歩みを進めることを意識しがちですが、それでは行動しづらい。むしろ個々の「些細」な行動こそが大切です。
鈴木太郎は「些細」な行動でチャンスを創る一年にしていく考えです。
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