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「予防を徹底しながら日々を重ね、その先に”希望”が芽生えれば」
”幸せ”や”豊かさ”を意味する「福祉」。その実現に奔走するのが、名瀬町にある「社会福祉法人 朋光会」(福村正理事長)だ。特別養護老人ホームや地域ケアプラザなどを運営する同法人ではこの1年、感染症対策を徹底しながら音楽療法の継続など、利用者のためを思って日々を重ねてきた。イベント自粛などを振り返りながら、今年の展望を経営陣に聞いた。
1986年に名瀬町で誕生した、(福)朋光会。翌年の「特別養護老人ホーム 太陽の國」の開所を皮切りに、地域ケアプラザや老人福祉センター、養護老人ホームなどを開所し、現在は区内6施設を運営している。
コロナでイベント自粛
例年地域向けにさまざまなイベントを開催してきた同法人だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で軒並み中止に。とくに一昨年250人が集った「慰霊音楽祭」の自粛は「苦渋の決断だった」と福村理事長は振り返る。「しかし何を優先させなければいけないかは明白。福祉の世界においてふれあいがなくなるのは辛いことですが、ありがたいことに地域の支えもあり、少しでも利用者のためにと奮闘しているところです」
そうした取り組みの一つが、オンライン上でのコンサートとうたごえ喫茶の実施だ。また、同法人の特色である「音楽療法」も人数制限など対策をとりながら継続的に行っており、音楽の力で心身の回復、機能の維持改善を促している。
「信頼」を実感
この1年、同法人では面会制限・謝絶などでウイルスを施設に落ち込まないためのあらゆる手立てを講じてきた。そうした中で森久記業務執行理事は「面会の数が減った点は気がかり」としながらも、「『施設に入っていれば安心だね』といわれることが多く、改めて当法人を信頼してくれているんだなと実感」と振り返る。「大切なご家族を任せていただいている中で、こうした皆さんの言葉はうれしかった」
2021年については、「予防策の徹底につきます」と福村理事長。「まだまだ着地点が見えない状況ではありますが、福祉施設としての期待にこれからも応えていきます。利用者の方には癒しの場としてご活用いただき、その日々を重ねることによって”希望”が芽生えるのではと信じています」
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4月18日