戸塚区版 掲載号:2021年1月21日号 エリアトップへ

東俣野凧の会 伝統文化存続に貢献 近隣小学校で長年指導

文化

掲載号:2021年1月21日号

  • LINE
  • hatena
石井会長と2m10×2m10の大凧。絵柄は石井家の家紋が描かれている
石井会長と2m10×2m10の大凧。絵柄は石井家の家紋が描かれている

 正月の風物詩「凧揚げ」。近年見る機会は減ってきているものの、戸塚区内には今なお、盛んな地域がある。中心的な役割を担っているのが東俣野凧の会(石井教朗会長)。コロナ禍で活動自粛は続いているが、次世代に伝統を残していく強い思いは健在だ。

 同会の立ち上げは30年ほど前にさかのぼる。1986年6月に創立した東俣野小学校の教諭に、石井会長が凧作りに精通していることを知っていた高校時代の同級生がおり、児童への作成指導を依頼。良い風が吹く小学校近くの境川沿いの休耕田で全校による大会が開校当初から開かれ、以後現在に至るまで毎年継続されている。支援をするうち、元々伝統的に凧作りに親しんできた住民により、自然発生的に会は結成されたという。

糸の張り方がポイント

 同会が参加する凧揚げ大会は例年、端午の節句に合わせて同じ境川沿いでゴールデンウィーク中に実施。藤沢市から2団体も参加し、大きなものでは4m×4mの大凧が揚がることもあることから、数百人の見物客が訪れる。会のメンバーは前年秋ごろから凧の骨となる竹の伐採、絵柄の作成、飛行の最大のポイントになる糸張りなど、多くを手作りで行う。「糸の張り方が勝負所。全国に研究に行くこともあるんだ。絵柄は家紋や金太郎など、東俣野では生まれた男子の健やかな成長を願って縁起担ぎで揚げていた」と石井会長。

コロナで活動は自粛

 コロナにより、会の活動が滞っている。昨年恒例の凧揚げ大会を中止したほか、小学校への指導を担当する同会内の「東俣野小凧の会」も自粛。ただ児童たちは会作成のマニュアル書をもとに凧作りを進め、あす1月22日午前10時から11時半まで大会を行う。岡田浩校長は「今年は凧作り名人の方々の指導を受けられず本当に残念。来年はご一緒したい」と語る。石井会長は「会の課題は高齢化。この凧文化は残したいね」と話した。
 

例年児童による凧揚げが見られる
例年児童による凧揚げが見られる

子母美の杜霊園(横浜市戸塚区)

平戸立体すぐ近く、大型駐車場あり。宗旨・宗派不問の霊園です。

http://www.daiki-s.co.jp/guide/index9.html

有隣堂 楽しい講座がいっぱい!

おすすめ1DAY講座。夏から新しいこと始めよう

https://www.ms-yurindo.jp/shop_classroom/totsuka_cc/

<PR>

戸塚区版のトップニュース最新6

県野球大会で優勝

区内女子選手選抜チーム

県野球大会で優勝 スポーツ

全国に4人が出場

6月17日号

プラごみ削減を推進

戸塚区のイオン

プラごみ削減を推進 社会

買い物かご販売中

6月17日号

沖縄の課題、小説で提起

矢部町照井さん

沖縄の課題、小説で提起 文化

無理解に危機感じ、執筆

6月10日号

水道料金値上げへ

横浜市

水道料金値上げへ 社会

7月利用分から1割増

6月10日号

糸のこ作品に思い込める

深谷町在住久野さん

糸のこ作品に思い込める 文化

大病を機に没頭

6月3日号

戸塚のシンボル、修繕へ

薬科大学図書館棟

戸塚のシンボル、修繕へ 社会

来年3月に完了予定

6月3日号

子母美の杜霊園(横浜市戸塚区)

平戸立体すぐ近く、大型駐車場あり。宗旨・宗派不問の霊園です。

http://www.daiki-s.co.jp/guide/index9.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月27日0:00更新

  • 5月13日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年6月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter