戸塚区は、区の情報や災害情報などをあらゆる人に届けることを目的に、戸塚駅周辺に二次元コードを掲出した。区担当者は「状況に応じて発信する内容を変更する。積極的に活用してほしい」と呼びかける。
区が発信する情報を、広報紙などで積極的に取得する人がいる一方、特に若年層を中心に疎くなりがちな人もいる。区はこの課題改善のため、今回の取組みを行った。
取得方法は、スマートフォンなどで掲出された二次元コードを読み取ると、区の公式ツイッター(@yokohama_ttk)につながる仕組み。平常時はイベント周知、健康づくり、災害発生時には避難勧告、交通機関運行情報、一時滞在施設情報などに切りかわる。
災害発生時を視野
二次元コードは、戸塚駅周辺11カ所に掲出(災害時は12カ所)。同駅はJR、市営地下鉄を合わせると通勤・通学者などで1日あたりの乗降客数が30万人を超えるほか、60近いバス路線の発着や大型商業施設が立ち並ぶ、区内随一の幅広い世代が集まるエリア。災害時には、多くの帰宅困難者が発生する恐れもあることから、戸塚駅周辺混乱防止対策連絡協議会と連携し、重点設置した。
区総合庁舎壁面には約2m×2mの二次元コードが掲出され、JR戸塚駅ホームからも読み込みが可能だ。区担当者は「普段の行動の中で何気なく目に入る場所に設置した。どんな時にも、区役所の情報を必要とする人とつながるようになれば。次は東戸塚駅周辺で進めたい」と話す。
庁舎にフリーWi-Fi
また、区はサービスの一環として庁舎内にフリーWi-Fi(ワイファイ)を整備。引っ越し手続き、戸籍謄本取得などで来庁した人の待ち時間に、区の発信する動画などの閲覧がしやすい環境を整えた。
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