5月20日、九州で5月の観測史上最大の大雨で避難指示が出されるなど、梅雨シーズンを前に風水害への警戒心を持つ人も多いだろう。戸塚区役所でも雨量が増える6月から10月までの出水期に向けて災害を想定した備えを呼びかけている。区危機管理担当の神山徳彦さんに話を聞いた。
「各地で大雨が起きているように、戸塚でもいつ起きてもおかしくない」と神山さん。そのうえで必要なこととして、「自分のところは大丈夫」という考え方を捨てることだと話す。「他人ごとではなく、自分事として考えてほしい」
より具体的な対応策としてどのようなことがあるのか。神山さんは「平時のうちからの情報収集」「少し多めの備蓄」を挙げる。とくに備蓄に関して保存食を日常生活で消費しながら購入するを繰り返すローリングストックという方法で、身近なパスタや米などを多めに買うことを勧める。
また、停電に備えて懐中電灯などがあると便利で、「トイレパックなども準備しておくといいでしょう」。そのほか雨が降りそうだと感じた際は警戒心をもって備えることが大切だといい、「平時のうちから防災アプリの準備や、浸水区域がわかるハザードマップを確認するなどして、備えをしておきましょう」。
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