戸塚区版 掲載号:2021年7月15日号 エリアトップへ

横浜市児童虐待 通告・相談件数が過去最多 社会的関心の高まり背景

社会

掲載号:2021年7月15日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市の2020年度の児童虐待に関する通告・相談件数は1万2554件となり、過去最多を更新した。「社会的な関心の高まり」(市担当者)もあり、前年度から1556件増加。新型コロナウイルスの影響で虐待の潜在化が懸念されたが、通告・相談件数も増加しており影響は限定的だった。

 全国的に児童虐待の通告・相談件数が増加する中、横浜市は19年度に1万件を超え、20年度には1万2000件を超えた。16年度の6263件から5年間で倍増しており、市の担当者は「報道などによる児童虐待への社会的な関心の高まりが背景にある」と話す。

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛により在宅時間が増え、人と会う機会が減ることで、虐待の潜在化が懸念されたが、市は「例年と同様に通告・相談件数は増え、影響は限定的だった」との見解を示した。

 通告・相談の経路別でみると、19年度からの増加が目立つのは、警察や学校、家族・親戚など。

 親が子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前DV」について、DVを受けた配偶者からの通報を受け、警察が児相に通告するケースが増えており、20年度の警察からの通告・相談件数は、前年度から825件増えた。

 また「家族・親戚」からが199件増、「近隣・知人」からが265件増えており、市は「在宅時間が長くなったことで、身近な人からの通告が増えた」とみている。

 今必要な社会の取り組みについて、児童虐待に詳しい東洋英和女学院大学の久保田まり教授は「行政や教育機関、民間のボランティア団体などが風通しよく連携できる仕組みが大切。また、孤立をさせない訪問型の支援の強化と充実が求められる」と述べた。

相談LINE、認知向上へ

 市が昨年7月、新型コロナによる虐待の潜在化を防ごうと始めた「かながわ子ども家庭110番相談LINE」からの通告・相談件数は102件にとどまった。市の担当者は「子ども本人からの相談があるなど、有効だった部分もあるが、まだまだ認知度が低い」とし、広報に力を入れていく考えを示した。

戸塚区版のトップニュース最新6

「遠的(えんてき)の県大会」で三冠

戸塚弓友会

「遠的(えんてき)の県大会」で三冠 スポーツ

団体・男子・女子を制覇

9月23日号

国際平和スピーチで入賞

小雀小6年小林仁夏さん

国際平和スピーチで入賞 教育

「命の大切さ」テーマに発表

9月23日号

コロナ独自策が効果

戸塚区

コロナ独自策が効果 社会

臨時職員が保健師を補助

9月16日号

初の「空き家条例」施行

横浜市

初の「空き家条例」施行 社会

罰則なし 効果に疑問も

9月16日号

外務大臣賞を受賞

上倉田町早瀬さん

外務大臣賞を受賞 文化

日独の相互理解に貢献

9月9日号

LINEでデートDV相談

男女共同参画センター横浜

LINEでデートDV相談 社会

10代・20代向け 10月試行

9月9日号

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月2日0:00更新

  • 8月26日0:00更新

  • 8月5日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜エクセレンス観戦チケットプレゼント

WEB限定記事

横浜エクセレンス観戦チケットプレゼント

10月2日、横浜武道館

10月1日~10月2日

戸塚区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook