神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2021年8月5日 エリアトップへ

大正地区社協 初の広報誌を発行 情報発信強化に注力

社会

公開:2021年8月5日

  • LINE
  • hatena
初の広報誌を手にする萩谷会長
初の広報誌を手にする萩谷会長

 誰もが安心して暮らせる地域を目指し、各地域に配置される「地区社会福祉協議会(地区社協)」。その一つであり、区内最多の世帯数が所属する大正地区社協(萩谷邦昭会長)が7月31日、初めての広報誌を発行した。同地区社協では、1月からホームページの運用や月に1度の「たより」の掲載も始め、活動の周知、共有化を進めている。

 各地域の課題解決に取り組んでいる地区社協。活動の報告や情報収集を行う際には、広報誌やホームページを使うのが通例だ。しかし、大正地区では作成にかかる労力などが問題視され、これまで1度もそういった取り組みは行われてこなかった。

 その中、活動内容をより透明化し、課題共有を図りたいと考えた萩谷会長らメンバーが、戸塚区地域福祉保健計画(とつかハートプラン)の大正地区計画に広報誌とホームページの活用を盛り込んだ。今年、1月にホームページを公開し、同時に総会の報告や住民へのメッセージを書いた「大正地区社協だより」を月に1度掲載。さらに、インターネットを得意としない世代へのアプローチや、ホームページの活用周知を目的に、たよりにプラスしてA4用紙3枚分でカラー印刷の広報誌を今回発行した。今後は年3回の発行を目指していくという。

参加型コンテンツも充実

 ホームページや広報誌では、住民に対し同地区の好きなスポットの募集や、昨年住民から募った作文・標語の公開が行われ、子どもから大人まで参加できるコンテンツが充実。地区社協の活動報告を一方的にするのではなく、地域の誰もが意見を出しやすい環境を作るための双方向のツールとして、活用していく方針だ。

 発行にあたり、萩谷会長は「偏った価値観で地域を作るより、様々な意見を取り入れるためのツールとしていきたい。広報誌を通してインターネットを敬遠する人にホームページの活用も検討してもらえたら」と話している。

 広報誌のデザインやホームページ作成を行った代表理事の高橋良壽さんは「福祉保健計画を普及させたい。地域の助けがないと成し遂げられないからこそ周知していければ」と語った。

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

開通に喜びの声

不動坂交差点歩道橋

開通に喜びの声

関係者が「渡り初め」

4月4日

精神障害サッカーで全国へ

飛田秀樹さん(泉区岡津町)

精神障害サッカーで全国へ

「喜び分かち合いたい」

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook